GA4のレポートを見ていると「エンゲージメント」って言葉がよく出てきますよね。なんとなく分かる気もするけど、直帰率と何が違うのと聞かれると、うまく説明できなかったりします。ここでこの言葉を整理しておきます。
そもそもエンゲージメントって?
GA4でいうエンゲージメントは、サイトやアプリに対するユーザーの操作のことです(Googleの公式定義)。これを指標にしたものが、エンゲージメント関連の用語になります。言葉だけ聞くと難しそうですけど、「ちゃんと見てくれたかどうか」を測るための考え方かなと思ってます。
なぜ大事か(昔はこうだった)
昔のUA(ユニバーサルアナリティクス)の時代は「直帰率」で見ていました。直帰率は「1ページだけ見て帰った割合」なので、たとえ10分じっくり読んでくれても、1ページで離脱なら直帰あつかいだったんですよね。これだと、ちゃんと読まれたのか、すぐ閉じられたのかが区別できません。GA4はそこを「ちゃんと関与したか(エンゲージメント)」で見るように変えました。
〔要・実話差し替え:直帰率の数字に振り回された、あるいは誤解していた具体例。実際の案件は匿名化して入れる〕
エンゲージメントのあったセッションとは
次のどれかを満たしたセッションのことです。
- 10秒以上続いたセッション
- キーイベントが発生したセッション
- 2ページ(2スクリーン)以上を見たセッション
この「10秒」は既定値です。エンゲージメント時間のしきい値はプロパティ設定で変えられて、既定10秒・最大60秒までになっています。
エンゲージメント率
エンゲージメント率は「エンゲージメントのあったセッション ÷ 全セッション」です。割合なので、ちゃんと見られたセッションの率という意味になります。直帰率はちょうどその逆で、エンゲージメント率+直帰率=100%になります。読み方のコツは別ユニット「エンゲージメント率の読み方」で書きます。
ユーザーエンゲージメント(時間)
ユーザーエンゲージメントは、ウェブページがフォーカスされていた時間や、アプリが前面にあった時間の長さのことです。平均エンゲージメント時間みたいな指標のもとになります。
関連用語
- エンゲージメントのあったセッション数(ユーザーあたり)
- 平均エンゲージメント時間=ユーザーエンゲージメント合計時間 ÷ アクティブユーザー数
気をつけたいところ
first_visit / first_open / session_start は、キーイベントに設定しても、エンゲージメントセッションの計算からは除外されます。ここは見落としやすいので、覚えておくといいかなと思います。
まとめ
個人的には、この「エンゲージメント」という言葉だけでも押さえておくと、GA4の画面がぐっと読みやすくなると思ってます。AIに質問するときも、この言葉のまま使えるので便利なんですよね。まずは直帰率の代わりにエンゲージメント、くらいの感覚で見てます。
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